「おっさん、麗亜を連れてくなら黙っちゃいねぇけど??」

「警察に通報しちゃうわよ??」

「空、流美…。」

「コイツの意思を尊重してやってくれないか…??」

「光太…。」


もう麗亜には、辛い思いさせたくねぇ。


「もう家に荷物はないでしょ??
私…光太と住み続けるから…。」


麗亜がそう望むなら…それでいい。