見上げると、空は青かった。 これでもかってくらい青くて、 私の心を寂しくさせた。 同時に全てどうでも良くなって、 この青に飲み込まれたくなった。 学校の屋上、 フェンスを超えて手を伸ばせば、 今にも飛んで行けるような気さえした。