ドーム決戦12回戦
次の相手は黒縁めがねがトレードマークの、痩せこけた男性だった。今日は私服だが、普段はヨレヨレのスーツを着用し、窓際の席で事務職をこなしている、うだつの上がらないサラリーマンと言ったところだろうか、いかにも神経質そうな感じも、服装や髪型から滲みでていた。
対戦相手に勝利した時も全く無表情で、メガネの中心を中指で上げながら、視線も合わさず握手をかわし、何かぶつぶつと独り言を呟いていた。
少しオタク系もはいっているのだろうか?
そんなとらえどころのない仕種や態度から、心の読み合いでは苦戦を強いられそうな相手だった。
[→]___
決定
次の相手は黒縁めがねがトレードマークの、痩せこけた男性だった。今日は私服だが、普段はヨレヨレのスーツを着用し、窓際の席で事務職をこなしている、うだつの上がらないサラリーマンと言ったところだろうか、いかにも神経質そうな感じも、服装や髪型から滲みでていた。
対戦相手に勝利した時も全く無表情で、メガネの中心を中指で上げながら、視線も合わさず握手をかわし、何かぶつぶつと独り言を呟いていた。
少しオタク系もはいっているのだろうか?
そんなとらえどころのない仕種や態度から、心の読み合いでは苦戦を強いられそうな相手だった。
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