「俺は車が事故って
バスが遅れたの!
だから、遅刻じゃなくて
遅延なわけ。」



そう言われ、更に暗くなる私。


「まぁいいじゃん?
毎日してるわけじゃないんだしさ。いっぱい寝れたってことで!」


そうは言っても…。

そんな私を置いて、
依田君は歩きだす。