「なつー、起きなさーい
朝ご飯できてるわよ~」


毎日変わらないお母さんの声が鳴り響く。
わたしはその声を嫌いように、ふとんに潜り込んだ。

「夏華!!起きなさい!!!
今日、入学式なのよ?」

バッΣΣ
わたしは跳び跳ねるようにおき、
バタバタ準備しながら家をでた。