「だからあれね。
夢に好きだ。とか言っても無駄よ?」

「何で?」

「そんなの《何をですか?》って言われるのがオチよ。」

うっそーだー。

じゃあさあ

「ゆ「夢ちゃん。何て言っても無駄よ。」

何で
俺が言おうとしたのが
分かったんだよっ!!

ま、いいや。

「何で無駄?」

「夢ちゃんが好き何ですか?うーん。そっかあー。あたしと同じ名前ですねっ!!名前同じだからあたしと間違えたんですねっ!!でわっそう言う事なので…さようなら。
って、自分で納得して
夢、帰っちゃうのよ。」

まじですか…。

どんだけ鈍感何ですか…。

「俺、とんでもない子好きになったカンジ…?」

「カンジね。」

「ですよね…。
何か急に疲れて来たから
俺、帰るわ…。」

はあ。

俺…これからどうなるんだ?

前途多難な気がする。

初恋にして初失恋。

はあ。

やっぱ
前途多難だな…。

こりゃ。

でも諦めないぜっ!!!

ゼッテー
夢ちゃんを俺の物にしてやるっ!!!

俺様は
今日でチャラ男を卒業だあーーーーーっあああ!!!!!