とまあ
これが1時間ぐらいの前の出来事かな??

で、今のこの状況って訳よ。

何でだか
俺がぶつかったあの子は、杏の親友ちゃんだったらしい。

それわそれわ
大事な大事な親友ちゃんらしいぞッ!!

「櫂ッ!!」

「はっはい!!」

こっ怖い。

「あんた夢に一目惚れしたでしょうッ!!」

「へ?一目惚れ…?」

「そう
あんたは夢に一目惚れをして、好きになったのよッ!!」

「嘘だろ…これが…恋…なのか…?」

「恋なのよッ!!
凪に聞いたのよッ!!
ドキドキとかキューンって、したんでしょうッ!!」

「した。」

「それが、恋なのよッ!!」

「そうかッ!!
これが恋なのかッ!!」

「そうッ!!恋なのよッ!!頑張りなさいッ!!」

「頑張りますッ!!」

よーしッ!!

「頑張るぞおー!!」

「「おーッ!!!」」

俺と杏は気合いを入れた。


「ホントに大丈夫かよ。」


凪は小さく呟いた。