「ねえ…櫂君?
我慢しなくていいんだよ?」



「な…に…言ってるの?」



「あたし
櫂君なら大丈夫。
だから…我慢しないで?」



「本当に言ってる?」



「うん。
櫂君なら初めてをあげてもいいよ?
だって大好きだから。」



「もお知らないからね?」



そう言った
櫂君に
あたしは
お姫様抱っこをされた。



そしてベッドルームに入り
ゆっくり
あたしは
ベッドの上に降ろされた。