☆夢side☆
「温泉気持ちーね♪」

「そうね。」

うん。本当に気持ち。

だけど
来た時の用に心から喜ぶ事が出来ないあたし。

「夢?どうかしたの?」

うーん。
杏ちゃんなら分かるかな?

「櫂君って、本当にあたしの事、好きなのかな?」

あたしは
思ってる事を言った。

「はあ。」

そしたら杏ちゃんは溜め息を吐きながら

「何処をどう見たらそう思えるのよ。」

と、言った。

「だって
櫂君、あたしと寝るの嫌見たいだし…昨日だって全然寝てない見たいだし。」

「それはしょうがないわよ。櫂だもの。夢じゃあ分からないわよ。
それにしても
昨日も寝てない見たいだし。って、どう言う意味よ。
もしかして…寝室が一緒なの?」

え?

「一緒だよ?ベッドも一緒だし。昨日はねっ櫂君にくっついて寝たんだよっ!!」

うん。
でも
どうして
寝室が一緒って、分かったのかな?

あたしは疑問に思った。

「櫂も気の毒ね。
これは、夢にも勉強の必要があるわね。」

そう言って
杏ちゃんはビックリ発言を連発していた。

それはもお禁止用語連発連発。

…───やっややや…ヤるとか。

これ以外は
あたしの口からは言えないっ!!