「無理だ。って、何が?」

「部屋は2つあるかもしれない。
だけど
ベッドは1部屋に1つだぞ?
櫂と寝る何て無理だ。
櫂何かとより
俺は杏と同じがいい。
櫂は夢ちゃんと同じでいいだろ。
別に同じでも
彼氏彼女何だから
何の問題もないだろ。」

「それもそうね。
夢もそれでいい?」

「うんっ!!いいよっ!!」

「じゃあ
そうと決まったら
荷物を部屋に持って行って
温泉に行こうか。夢。」

「うんっ!!」

え。嘘だろ。

もう決定?

俺は夢ちゃんと同じ部屋なのか?

嘘だろ。

嘘だよな?

いや別に夢ちゃんと同じ部屋が嫌な訳じゃない。

むしろ嬉しい。

だけど
昨日見たいな事件が起きたら…。

俺は耐える事が出来るだろうか。

答えはノー。

無理だ。

絶対に無理だ。

我慢出来る筈がない。

あ~
どうしたらいいんだ?

俺は
どうしたらいいんだあ~っ!!!