☆櫂side☆
ヤバイヤバイ。

夢ちゃん…
可愛すぎでしょう。

こんなに
可愛い子が俺の彼女何て…

て、ん?

俺達って
付き合ってるのか?

確かに
俺達は好き同士で…

お見合いを引き受けたけども…

付き合う。とか、そう言う話しってしてないよな?

って
こんな所で
被害者出さないでよ。夢ちゃん。

本当に
天然パワーはスゴいね。

俺が
そう思ってる間にも
鼻血を出す人、倒れる人が
続々と増えている。

これは
すぐさま
避難をした方がいいな。

そう思った俺は
まだ、首を傾げながら
何で、こんな状況になったのかを考えている夢ちゃんを引っ張りながら俺達はこの場を立ち去った。