『子豚ちゃんのズバリ言うわよ!水晶占い!』


「アンタ本当に著名な占い師なのか?…見た事ないぞ……」

「私はTVに出たりしないから!…なにをかくそう私は『ノストラダムスの大予言』が当たらない事を予言していたのよ!」

「それはスゴイのか…俺も当たらないと思ってたけど……
まぁいい、とにかく占ってくれ。」


子豚は用意していた水晶玉に手をかざし、目を閉じて暫く無言でいた。時々“うんうん”と頷いている……

やがて、頭を上げ目を開くと金田に向かってこう言った。


「アナタとその女性の相性は最悪です!もしも、この二人が結婚するような事があれば…アナタの会社の株は大暴落!そして倒産!…外を歩けば、犬のウンコは踏むし!そして何よりヤクザに後ろから銃弾を浴びせられて、死ぬ事になるわ!」


金田は、子豚の予想外の占い結果に驚嘆した!




「なんだとぉ~!
犬のウンコ踏むだってぇ~!」


「もっと重要な事を言っただろっ!」


モニターの画面越しに、シチローがツッコミを入れた。