「何で俺が、そんなのに協力しなくちゃなんねぇんだ?」
知る人ぞ知る、国内テロ組織『尊南アルカイナ』の代表~羽毛田尊南(はげたそんなん)は、シチローの突然の打診に困惑していた。
「いやぁ~♪その風貌からいっても、羽毛田がピッタリなんだよね♪」
スキンヘッドに髭面、強面の羽毛田が今回の作戦には是非必要なのだと、シチローは言う。
「まさか、タダとは言わねぇだろうな♪」
吸い込んだ煙草の煙をシチローに吹きかけながら、羽毛田がニヤリと口角を上げた。
「分かった!『ジャックダニエル』1ケース!」
「もうひと声!」
「じゃあ!非売品グラスも付けよう!」
「フン……俺は『アーリー』の方が好きなんだがな…まあいいだろう♪」
といった訳で……
チャリパイ&羽毛田による『お見合いぶち壊し大作戦』の準備は整った!
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