『自動対話機能付きボイスチェンジャー~対話くん』とは、どのような物だろうか。


「こうやって使うんだ♪…例えば……
愛してる。大好き。欧米かっ!そんなのカンケーねぇ!腹減った。ありがとう。etc…こうやってあらかじめ適当に言葉を吹き込んでおく……そうしたら…ひろき、何か質問してごらん♪」


「シチロー、あたしの事どう思う?」


『大好き♪』


ひろきの質問に、対話くんがシチローの声で答えた。


「こうやって、質問の内容にピッタリの言葉を対話くんが先程の中から自動的に選んで答えてくれる。」


「スゴイ♪対話くんの声、すごく心がこもっていたわ!」


子豚が感心したように言った。


「それもこの機能のひとつ…吹き込んだ声に比べ、再生される声はより感情のこもった相手の心に訴えるものに修正される。」


「出来の悪い舞台役者に使えそうね♪」


てぃーだが笑ってそう言った。