「わぁ~かわいい!!あたしここ初めて来たんだよね」
「そうなの!!優希遅れてる」
忙しかったんだもん。
若い子たちに人気なだけあって平日の今日も大混雑だ。
人酔いしそう……
中に入るとそんな気持ちも吹っ飛んだ。
だってだってだって、
すっごいかわいい調理器具があるんだもん。
いろんな色のお鍋やおたま、それにほうちょうまでハデだった。
めっちゃ興奮する!!
これは悠稀の好きな色だから結婚して一緒に住んだ時に使える。
こっちは汚れが目立たないからいいな。
など妄想ばっかり先に進む。
そこの店で3時間くらいたっぷり買い物をした。
「そろそろ終わる頃かな??戻ろっか」
「うん。いっぱい買って満足したし」
あたしは両手いっぱいに荷物を持たなきゃいけないくらい買い物をした。
ケイトは呆れてたけど。
会場に戻ってきたあたしたち。