「下も脱がして」
「う、うん」
恥ずかしがる優希をますますいじめたくなる。
顔を赤くして俺のズボンなチャックを開ける。
「ねー、やめない……」
「何でだよ」
「だって悠稀のここやばいくらいに大きくなってるもん。こんなの入らないよ」
いつも通りだし。
この状態でやめるのはマジで地獄だ。
優希がうるさいからその口を塞いだ。
そのまま押し倒して全ての服を脱がした。
「あんま見ないで……」
「無理」
久しぶりだしこれからいつ逢えるか分かんないからちゃんと目に焼き付けなきゃいけない。
だからガン見だ。
触感も覚えとかないとな。
このモチモチした白い肌を。
全身にキスをして胸元と太ももの辺りに跡をつけた。
「好き……??」
優希が唐突に聞いてきた。
少し不安気な表情だ。
「好きじゃない。愛してる」
あの頃は言えなかったこの言葉。