びっくりした。
すげー珍しいんだけど。
しかも、結構激しいし。
「満足??」
「全然。ベッド行こう」
そんな上目遣いで言うなよ。
俺のちっぽけな理性なんか簡単に吹っ飛んでしまった。
優希を抱っこして寝室に連れて行った。
「久しぶりだな」
「うん。緊張する」
俺も。
少し震えてる手で優希の服を脱がす。
服の中身は全然変わってなくてホッとした。
「悠稀、マッチョになったね。想像したてのよりすごい」
「がんばったからな」
「抱き締めて欲しいな」
「空港で抱き締めたじゃん」
そう言ったらシュンとしてしまった。
「ほら。抱き締めてやるから俺の服脱がせ」
この行為自体はやめる気はないんでね。
「いい!!この筋肉。あたし筋肉フェチかも」
鍛えて良かった。