俺、さっき、友達って言ったよな。



それでいいだろ。



「おい、嫉妬か」

「な、そんなんじゃないもん」



どうやら、図星のようだ。



顔赤いし、ドモってるし。



かわいいぞ、コノヤロー。



「お前、マジかわい過ぎ」



そう言い、優希にキスした。



軽い……
わけないだろ。



苦しくなって開いた口内に舌を入れ、優希の舌に絡ませた。



「ん゛ー……ふぁ…ちょ、……くる、しー」



必死に抵抗してくる優希だけどそれが逆効果ってのがわかってない。



男ってもんはな、抵抗されるほどしたくなる生き物なんだよ。



抵抗してくる優希の頭を押さえつけ、すげー濃厚なキスをした。



「悠ー、テストは??」



お袋の魔の声が聞こえる。



…無視無視。



「悠!!」



ったく、いいとこなのに邪魔すんなよな。



さすがに、これ以上無視するのは俺の身に危険が及ぶので一時中断。