「じゃあ、どうしたらいいのよ?わかんないんだけどっ!!」
「だから俺が言ってるだろ?その濃いメイクを薄くすればいいんだよっ!!」
な、なに?!この会話!才脇君ハッキリ言いすぎ!そりゃあ、この子…お化粧…すこ〜し、すこ〜しだよ?人より濃いけど……
「ムリ!メイク薄くとか出来ない!これが私だから!」
「あ゛〜もうっ!吉野は薄いメイクが好きなんだって…だから、ちょっと薄くしろ!あとはスタイルいいのとか、当てはまってる…性格は………あと、もうちょっとだけ優しくなれ。」
「優しく…?」
「お前、キツすぎ…だから、さりげなく優しさを会話に入れて……それから…あとは……あ、ギャップに弱いらしいから…料理できる?」
「うん。」
「お前ネイルがっつりで出来なさそうに見えるから、そうゆうギャップ見せろ。」
「本当にそれでいいの?」
「あぁ、大丈夫!あと、メールは嫌いらしいから気をつけろ!」
「わかった…はぁ〜上手くいくかな?」
「大丈夫に決まってんだろ?」
「ありがとう、サイ…まじ感謝!!じゃあ、帰るわバイトだから!」
「おー、頑張って。」
才脇君って毒舌…それに、すっごい偉そう………てか、今の会話……なに?
ギャップ?料理…?メールは嫌い?なんか……ガールズトークな感じしたんだけど………ん〜?