『……………』


金曜までは、あっという間に過ぎて行った。川久保君を眺めてただけだけど…時々くれる才脇君のアドバイスのおかげもあって、私は川久保君の性格を少しずつ理解していった。


そして、今日は土曜……の夜。あと数時間後かには、知らない男の子と……で、デートをしなくてはならない。


正直、怖いし嫌。


だって…クライアントってことはさ………


あれ………だよね?



私のことが………


す、すすす………


好き?!?!



嫌だ……恥ずかしい。自惚れではないけど…そうゆうことだよね?!


あぁぁぁっ!!


どうしよう。すっごくダサい格好したら嫌われるかな?