私のYシャツに手をかけて、
馴れた手つきでボタンを外していく。


私は震えるしか出来なかった。



そして、やつは、
私の胸元に手を伸ばす。


ぃやだ………、



『拓海……。』

「拓海??誰だよ、そいつ。」

やつは鼻で笑うように私に問いかけた。





その時、