『ほんとに止めて…。』

「ぁれ、泣いてるの??可愛い♪」


こいつ……、

腐ってる。


私をベンチに無理やり押し倒した。



そして近付いてくるやつの顔。


パシッ。


私は、無意識にやつの顔を叩いていた。


「っつ……、てめぇ!!」

さっきとは比べ物にならないほどの強い力で、私は手首を固定された。