ドキッ。



なっ、何?!



「なっ、何?!」



声が裏返ってしまった




『今かあさんから電話あったんだけど今日俺ん家泊まってけって。』





はいっ?!



「なっ、なんで?」



あり得ない!!


『お前のかあさん夜勤らしい。だから』




お母さんめ!こんなときに夜勤いれやがって!



「お姉ちゃんいるし大丈夫だもん………………。って修学旅行だった!!」


私は大声で叫んだ。


『クスクスッ。声でかい。』



大地は笑っていた


ドキッ。



笑った顔久々に見た



『とにかく来いよ』



「わっ、分かった」


『じゃ。』



大地は私の頭んポンッと撫でた。



ドキッ。


もーやめて!!



「真奈美行こっ!」



『うん♪』


私達は教室を出た。