「本当にリリスは、破滅の女神なんだよね?」



「はい、そうです」



ミーヤも、悲しい顔つきになった



「あんなに可愛くていい子なのに。信じられないな~」



「そうですね、リリス様はとてもお優しい方です」



「具体的にさ、リリスの力ってどういう感じなの?
私にできることがあるなら、力になりたいし」



「ありがとうございます!リリス様もきっと喜びます」



ミーヤはシーラに、ダリアの城の出来事を話した



「…そんなことが…私なんかが何とかできる問題なのかな

希望の女神って言われて、私も内心驚いているし」