「私、倒れちゃったんだ...」



目覚めたばかりだが、とても落ち着いている様子だ



「あなた達が助けてくれたんですね。ありがとうございます。

私はシーラです」



「シーラさん、なぜあんなところに倒れていたんですか?」



「落ちたんです、川に。」



川っ!?ちょ、まさか...



「あの!それって満月の夜だったりします?」



「え?えぇ。そうだけど...」



やっぱり、この人も私と同じ...