「どういうことですか?」



ある考えが頭をよぎる

この国にはまずない髪の色...
つまり少なくともこの国の人じゃないんだよね?



それって...



「あぁ、多分リリスト同じ。異世界から来た可能性ある」



「やっぱり、そうですよね」



「ん...」



彼女の方から、小さな声が聞こえた



「大丈夫ですか?」



「此処は...?」



どうやら、女の人が目覚めたようだ