「やっぱり此処は落ち着く...」



庭のバラを見ながら、呟く
でも、このバラには触れられない



だって、私が触れたらこのバラは枯れてしまうから――
枯らしちゃったら、バラもかわいそうだし



見るだけで我慢しなくちゃね!



しばらく、中庭の通路をバラを見ながら歩いていた









「...ん?何だろう。あれ」

何かが落ちている?
近づいていくと、それが人であることが分かった



「大変!!倒れてるっ!」



急いでその人の所に駆け寄った