「お嬢様のお部屋へご案内いたします。こちらへ」 優雅な動作で、メイドさんがお屋敷の中へ入っていく ビリアさんと私が、その後に続く 廊下にも、沢山の装飾品などが飾られてあり豪華だった 「こちらになります」 一つの扉で、メイドさんが立ち止まった 開けてもらって、中に入る ベッドの上には、女の人が横になっていた その人に近づいていく 顔が真っ青で、でも呼吸が荒い... とても苦しそうだった