「そ...そうかな」



「そうです!大丈夫です」



何を根拠に言ってるかは分からないけど、ミーヤを信じよう!



「リリス?」



庭の入り口から、誰かの声がした
振り返ると、ビリアさんが立っていた



「ビリア様、お久しぶりです」



ミーヤが立ち上がって、ビリアさんにお辞儀した



「どうしたんですか?ビリアさん」



「実は、また体調が悪くなった方がいて、私じゃどうにもならないんです。
お願いしてもいいかしら?」



「はい、私でよければ」



「そう、ありがとう。助かります」



「ミーヤ、ゴメンネ?ちょっと行ってくるよ」



「いえ、気をつけてくださいね」