「風邪でもはやってるんでしょうかね?
リリス様も気をつけてくださいね?」



「うん。そうするよ。」



その後も、ミーヤと他愛無い話をして過ごした

話中も、何度かある人が頭をよぎった
そう、ダリアさん...



ルイス様と仲が良さそうだったし...
どういう関係なのかな...



「リリス様、聞いてます?」



「え...あぁ、ゴメン。なんだっけ」



「どうされたんです?ボーっとして」



「...ミーヤはダリアさんを知ってる?」



「はい。隣国の王女様でございますよね?」