結局舞踏会が終わるギリギリまで、ルイス様は囲まれていて。
声を掛ける暇は無かった



「リリス、すまなかった...なかなか声を掛けられなくて」



「いいえ、大丈夫です」



申し訳無さそうに誤るルイス様
こんな風な心遣いをしてくれる優しさが嬉しい



「今度は、二人でゆっくり踊ろう。俺が教えるから」



「ありがとうございます!///」



ドキドキと、胸が脈打つ
何度もあったこの感じ...



...これって...