「最悪………」

「何が最悪なの」

「な……なんで居るんだよ!!!」

いつの間にか、カナが俺の目の前にいた。

「何でって、遊びに来たんだけど……」

よく見れば、本とお菓子を抱えていた。

「わりぃ、築いてなかった……。」

「別にいいよ、それより何で最悪なの」