「明日…涼とはっきり
 させて来るね」



 「1人で大丈夫かよ?
 また何かされたりとか…」



 「大丈夫だよ!
 あたし1人ではっきり
 させたいの…
 あたしがまいた種だから…」



そう、あたしが――…



 「…そっか、気をつけろよ」



優樹は耳元で

優しく呟いた――…