お互いのグラスをカツンと鳴らし、
お酒を口に含んだ。

「…あれ!!!???」
『え、どした??』

「あたしカルピスチューハイ
って言ったのに
これ普通のカルピスなんやけど!笑」

『まじでか!笑
杏ちゃん童顔やし
ジュースにされたんちゃう?笑』

「ひどいなぁ(笑)
もう19やで!」

さっきまでの緊張が一気に解け
ケラケラ笑えた。
元々お喋りなあたしは
それからいつものように
元気に喋り出した。