付き合って1年経っても
毎日毎日陽太の事を好きになって

仕事に対する姿勢や熱意を
尊敬したりして
ますます陽太に依存した。

陽太と付き合う前の生活を
思い出せないぐらい、
溢れる“好き”の気持ちを
止める事が出来なかった。


そしてこんなあたしでも
陽太は『愛してる』と
毎日毎日言ってくれた。


逢えない分
毎日想いを伝え合った。


長い人生の中の
たった一瞬の間の遠距離恋愛だと
言い聞かせ、
お互いを励まし支え合って

喧嘩をしながら

何とか寂しさに負けずに
寄り添い、歩き続けていた。