『毎日メールしような』
『毎日電話しような』
『時々手紙出すからな』
『1センチしかないよ』


泣きじゃくるあたしを
陽太はひたすらなだめた。



「また逢えるやんな…?」

『当たり前やん!』

「泣いてごめんなぁ」

『嬉しいよ』


新幹線が来るまでの間
陽太の腕にしがみついて

陽太の体温を感じていた。