最後まで話し終えると、
陽太は黙っていた。


沈黙が怖い………



そして不安に思っていた事を
聞いてみた。



「なぁ陽太…」


『…んー?』


「もしな…もし杏が
陽太の赤ちゃん産めへんかったら
陽太は杏の事必要じゃなくなる?」



自分から聞いておいて
陽太の返事を聞くのが怖かった。