「ご飯食べてた」


『家で?』


「うん、家やで?なしたん?」


『なしたん?ちゃうわ!
返事ないから心配したやろ!』



…あ〜すっかり忘れてた。
何て返事したらいいか分からないまま
もう何時間も経ってたんだ。


「ごめん…。」

『何もないんやったら良かった。
過労でぶっ倒れたんやないかとか
心配したわ。』

「ごめんな?」

『ん。大丈夫やで。』


大好きな陽太の声。
この声を聞くとホッとする…。