あたしの頭の左上には
白黒のモニターがあって、
そこにあたしの体内が映し出された。


自分の体内でも
何だか気持ち悪く感じる。


何か説明されたけど
正直覚えていない。


力を抜く事が出来ない
あたしに気付いてか、

「さっきの部屋に戻ろうか。
あっちで説明しましょう。」と言い、
先生は最初に居た部屋に戻った。


看護婦さんが「お疲れさま」と言って
椅子を元に戻してくれて
あたしはホッとしたのもつかの間、
急いで下着とデニムを履いて
先生が待つ部屋に戻った。