この日は残業がない日だったから
定時の5時にあがり、
さっさと着替えを済ませて
店を出た。



早く家に帰りたい…。



家に帰るなりドサッとベットに倒れ込み
ズシズシ痛むお腹を抱え込みながら
しばらく動けずにいた。



ジっとしていられずに
何度も体勢を変えたりしながら
いつの間にかあたしは眠っていて、
陽太専用のケータイの着信音で
目が覚めた。