陽太に逢える事が決まってからは
無我夢中で働いた。


とにかく稼ぎたい。


朝から晩まで働き続け、
正直しんどい日もあった。


短くても8時から5時まで。
長い日は朝の8時から
夜の11時まで働いた。


休みは第2と第4水・木だけ。


どんなにしんどくても頑張れたのは
やっぱり陽太の存在だった。


陽太の声を聞くだけで
あたしは元気になれた。

そして陽太もまた
ひたむきに働き続けるあたしを
尊敬すると言ってくれ、

本当に相思相愛だった。