手紙を読み終えたあたしは
ニヤけて仕方がなかった。


そしてすぐに陽太に電話。


『もしもーし!杏お疲れさん!』

「手紙読んだでー!何なんアレ!笑」

『何なんアレって何やねん!笑
必死に書いた手紙やのに!』



昨日あたしが
ケータイの電源を切っていて
連絡がとれず、
このまま別れてしまうのかと焦った陽太は
手紙を書く事にしたらしい。

そして昨日速達で手紙を出したけど、
あたしの手元に届く前に
仲直りをしていた。


陽太からの手紙は
反省文のようなものだった。