入社式から一週間ほど過ぎ、
陽太の会社で
新入生歓迎会が開かれた。
あたしはてっきりその飲み会には
異性はいないものだと思っていたし、
陽太も
『23時までには帰るから
帰ったら電話しよーな!』
と言っていた。
早く陽太の声が聞きたくて、
あたしはケータイを離さなかった。
いつでも電話に出られるように。
ずっと帰りを待っていた。
22時を過ぎたあたりから
もうすぐ陽太と話せる!
ってウキウキしてた。
今か今かと待ちわびていたけど、
電話はもちろん
メールさえ来ない。
“23時までには帰る ”
と言っていたから、
何かあったんじゃないかと
だんだん心配になっていった。
陽太の会社で
新入生歓迎会が開かれた。
あたしはてっきりその飲み会には
異性はいないものだと思っていたし、
陽太も
『23時までには帰るから
帰ったら電話しよーな!』
と言っていた。
早く陽太の声が聞きたくて、
あたしはケータイを離さなかった。
いつでも電話に出られるように。
ずっと帰りを待っていた。
22時を過ぎたあたりから
もうすぐ陽太と話せる!
ってウキウキしてた。
今か今かと待ちわびていたけど、
電話はもちろん
メールさえ来ない。
“23時までには帰る ”
と言っていたから、
何かあったんじゃないかと
だんだん心配になっていった。