陽太の仕事が始まり、
あたしは毎朝陽太に
モーニングコールをした。


寝起きの陽太の声がすごく可愛くて、
あたしも眠たいけど
朝のこの時間があたしは大好きだった。


モーニングコールをし、
支度を終えて電車の中から
陽太はメールをくれる。


あたしは仕事前に休憩室で
そのメールを受け取り、返信する。


毎日の日課だった。