「もし…もしやで?
万が一うちらが別れてしまっても、
10年経ってもお互い独身やったら
また陽太と一緒になりたい。」

『分かった。
まぁ別れへんけどな!』


「陽太大好き。
離れててもずっと一緒におってな…?」


『お前が別れたい言うても
俺が離さん。安心しぃな』


そう言って抱きしめてくれ、
あたしはまた泣いた。

泣いては笑ってを
何度繰り返したんだろ…


『あーーーんーーー。泣ーくーなー』