「はぁ!?恥ずかしい!
絶っっっっ対に嫌!」

断固拒否するあたし。

『何でやねん!
今更何が恥ずかしいねん!笑』

「嫌ったら嫌!
恥ずかしいもんは恥ずかしいの!」

『風呂ぐらいええやん!』


そんなやり取りを繰り返し、
スネた陽太は一人でお風呂に入った。

一人部屋に残って
テレビを見ていたあたし。

お昼からずっと陽太と一緒に居て
トイレ以外は離れなかったから
本当に楽しくて幸せで、
もうすぐ陽太と離れ離れになる事を
忘れてしまっていた。