「無理してへんよ!
今日楽しかった!」

あたしが答えると
『良かった。』と安心していた。

ご飯を食べて
あたしの地元の駅に戻り、
そこから陽太が住んでいた家に
行く事になった。

電車が来るまで少し時間があって、
駅の2階からホームを見下ろしていた。

いつも夜は必ず陽太が
バイクで家まで送ってくれてたから、
地元なのに夜の駅を見たのは
久しぶりで
何故か少しせつない気分になった。