従業員出入口のドアを開けると
そこには陽太が居た。

「わぁ!ビックリした!」

『杏お疲れ!
久しぶりに見たけど、
バイト姿可愛かった〜!』

「えー、ほんまに言うてる?笑」

『ほんま!可愛い!』

陽太は可愛いと連呼してくれた。
素直に嬉しかった。

今からどうしよっか〜って話して
とりあえず街に出る事になった。

あたしは歩く時
絶対陽太の右側を歩く。

『杏ていつも俺の右側よな』