5人を席に案内して
注文をとった。

お昼時だったから
店内は慌ただしくて、挨拶以外は
話せるチャンスがなかったけど
最後に5人揃った姿を見る事が出来て
あたしは嬉しかった。

陽太はせっせと動き回るあたしから
目を反らさず、
ずっとあたしを見ていた。

「陽太見すぎ!笑」と
ツッコまれているのも丸聞こえ。

陽太たちの席の前を通るたび
笑い声が聞こえていて、
チラっと陽太を見ると
すごく楽しそうだった。