少し寝顔を見つめてから
あたしは眠った。

何時間経ったかな。

陽太が動く気配を感じて
あたしも目を覚ました。

あたしは寝たふりをしていたら
陽太は布団をかけ直してくれて、
頭を撫でながら
そっとキスをしてくれた。

こういうのって愛情を感じるよね。

あたしはつい
顔が緩んでしまいそうだったけど、
そのまま寝たふりを続けた。

陽太は後ろからあたしを抱きしめ、
二人ともまた眠りに落ちた。